【不動産のプロ直伝】失敗しないテナント探しのコツ

2024年07月25日

自身の店舗を構えたい方にとって、テナント物件探しの工程は外せません。

・店舗の立地はどうしよう?
・設備はどうしよう?など、気になるテナント物件を今すぐ探したい方も多いのではないでしょうか?

ただ、開業準備を進めていても理想物件には出会えず、物件探しから一年以上かかったなど想定以上に時間がかかることも…

そこで今回は不動産のプロ「中村不動産」直伝のテナント物件探しのコツについてQ&A方式で解説していきます!

物件情報を自分で探す場合は、何をすればたくさん情報が集まりますか?

物件探しはWEB上だけでは情報の網羅ができません。
アナログ的な探し方も必要です。
実は、賃貸物件の中でもインターネットに掲載されない物件が多数存在すると言われています。

・貸主の意向により広く情報公開を希望しない物件がある
・情報公開の範囲を限定する物件がある
・法令などにより公開できない物件がある

などなど。
様々な理由でWEB上には載っておらず、実際に不動産会社に尋ねることで見つかる物件もあるんです。まずはお気軽にご相談ください!希望条件に合わせて物件をご紹介させていただきます。

気になる物件はあったけど、まだ色々と内見して決めたい、、、
申込みのタイミングは?

気に入った場合は申込みのタイミングを早くしたほうが良いです。いい物件ほど、競合はたくさんいるので条件など相談しながら契約までに検討すればOKです。

一番に申込みしたから、審査が通れば物件は絶対に借りれる?

もちろん申し込みが早いことに越したことはありませんが、申込み到着順で物件が決まらない場合も多いです。
希望のテナントへ入居申し込みをした際に必ず行われるのが入居審査です。入居審査を通らないとテナントを契約することができません。

・契約条件や借主の内容
・家賃の支払い能力、会社の信用度
・テナントの使用方法
・連帯保証人・保証会社の有無

などが入居審査でチェックされる項目の一例になります。
また、オーナーによっては「入居審査」の項目とし面談を設けている場合もあります。テナント物件によってこと名rますので、まずはご相談ください。

物件取得以外の費用も、申込時や契約前に目安を把握したい。

テナント内見時に内装業者も連れてくることをおすすめします!
イメージしている内装が可能かどうか、予算内で収まるか早めに確認が必要です。

同じビルの他のテナントが派手に看板を設置している。
同じように設置してもいいですか?

同じようにできるとは限りません。看板の設置状況、デザインの制約など確認が必要です。

どの物件でも希望業種として営業可能か?

業種には制限のある物件がほとんどです。希望業種が可能かどうか確認をしてください。

また、契約後に行政の判断で営業ができない業種だとわかった場合も解約は可能ですが、契約内容によって解約時の費用に多大な請求になることがあります。業種によって確認事項や制限が多いものは、事前確認を進めて契約前に把握しておきましょう。

物件の審査が通ったあとに資金集めに動くつもりです。問題ないでしょうか?

物件の契約費用が手持ちで支払い可能であれば問題ないです。資金繰りはとにかく早く。 融資審査期間~入金まではかなりの時間を要します。国金が通らない場合でも金策を考えておきましょ う。

お申込みをしたけど交渉が上手くいかないのでキャンセルできますか?

可能です。
事前に条件の折り合いがつかない場合はキャンセルするとお伝えください。 もし交渉が上手くいけば契約することも前提となります。

また、契約締結後のキャンセルは基本的にNGです。
賃貸借契約書を締結後にキャンセルをする場合は、入居していなくても解約扱いとなります。入居しなくても、いかなるの事情があっても、契約書に記載している内容に従うことになりますのでご注意くださいませ。

居抜きで契約した物件の設備が故障した、、、
売り側に設備交換もしくは返金を請求できますか?

出来ません。
居抜き物件の場合は現状渡しを了承して契約をしています。設備に故障が発生した場合、後継テナントの費用負担で修理することになります。

前テナントが使用していた内装や設備を引き継ぐことが多いため、譲渡後に故障や不具合などが出ることがありますので、譲渡契約を結ぶ前に、譲渡項目書に記載された設備をチェックし、動作確認をしっかりと行いましょう。


いかがでしたか?
今回はQ&A方式で、テナント探しでいただく質問に回答してみました!

他にもお悩みやご相談事項がある方は、お気軽にお問い合わせください!

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